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4月, 2017の投稿を表示しています

800円でSSB を楽しむ

日曜日の昼下がり、愛機で2mをチェックしていると おなじみの『モガモガ』音が聞こえてきた。 お!これは!! と思い、800円のSDRドングルを接続する。 モードをUSBに合わせて見ると、クリアに聞こえてきた。 さすがSSBモードでの交信、無線通の技術志向の会話が聞こえてくる。 これは面白い。 それにしても、SSBまでここまでクリアに聞けてしまうわずか800円の SDRドングル。素晴らしすぎる。 無線はやっぱり楽しい。

乾電池全廃へ

ポータブルラジオの電源といえば乾電池。 しかし、乾電池はすなわち化学物質で環境面では有害だし、処理にコストも掛かる。 そこで、乾電池ゼロ運動を開始することにした。新規に買わないで減らし、 順次ニッケル水素充電池にしていこうという作戦だ。 ちなみに数年前から始めたのだが、未だに乾電池が残っている。 中国製のラジオは電池のもちが良い。毎日数時間鳴らしても十日ぐらいはもつ。 なかなか減らないわけだ。 しかし、これらが全廃された日には、ゴミゼロで無線趣味を楽しめるということ。 ささやかな達成感のある運動だ。

次のニュースでーす。

午後10時付近は日本語放送のゴールデンタイムだ。 9MHz帯では台湾国際放送の他に、ラジオ・タイランドが 日本語放送を行っている。 アナウンサー役の日本人女性が次のニュースに行くときに 「次のニュースでーす~」とあっけらかんと言う個性が楽しい。 ささやかなBCLだけど、国を超えて飛んでくる電波の偉大さに感動する。 そして、その国について知り、いろいろと思い巡らす。 それぞれの国の個性を楽しめる素晴らしい趣味だ。

自作ループアンテナで音楽を楽しむ。

この前作ったループアンテナを、ステレオで楽しんでみたいと、 同軸ケーブルを配線し、Fコネを備えるメインオーディオに接続。 電源を入れると、ちょうどN響演奏会の時間。 ノイズなく、まるで優先の放送のごとくクリアな演奏が聞こえてくる。 これはすごい。 うれしくなり、 800円の滝表示装置で、この前作ったループアンテナの特性を見てみる。 SNのはっきりしたクリアな特性になっている。 滝表示装置でも、ステレオでFMが楽しめるというのも、これまた嬉しい。 ラジコの薄めのステレオではなく、迫力ある音楽が楽しめる。 『やっぱり放送波はいいなあ』と思った。

お手軽ループで台湾国際放送を発見!

先日自作したお手軽ループアンテナ。夜な夜な寝転がりながら 短波帯をスキャンしている。 すると、日本語放送が聞こえてきた。 「台湾では~」 と聞こえてくる。なるほど、電波も強力で聞く機会の多いCRIとは感じが違うなあと 周波数を調べてみると台湾国際放送局と判る。 物入れで使われなくなった同軸ケーブルがアンテナになって生まれ変わった。 我ながら画期的。 そして、日本語放送がはっきり聞こえてきた嬉しさ 自作派BCLの醍醐味だとつくづく思う。

医者が聴くマニアックな短波放送

夜になって、短波の時間がやってきて、ザッピングするのが楽しみだ。 3925kHzは言わずと知れたラジオたんぱの周波数。 今は、ラジオ日経という名前になっている。 そこで、何かとても医療的な話をしていると思ったら、医療関係者向けの番組だった。 しかもこれを、テレビで言うゴールデンタイム、午後8時半とか9時にやっているのだ。 短波と言うだけで、ソニーのカタログなんかでは別格の扱いで、「短波も聞ける」なんて 書いてあると、子供の頃は特別感を感じていものだが、 さらにそこで、プロ向けの情報提供をしているというのだから、これはマニアックだ。 医者たちは、夜飯を食べながら傍らには短波ラジオを置いて、 これを聞いているのだろうか? まさか、ブラックジャックも聴いているのだろうか・・・? いろいろな想像が膨らみ楽しい。

FT-757は高級機かもしれない。

1983年に発売されたFT-757は、ベストセラーとなり、1987年頃にⅡが出て、 足掛け10年近く販売された昔を代表するHF機。 対して、現代を代表する機種といえば、7300であり、991だとすると、 この2つには大きな違いが見えてきて面白い。 まず、FT-757は前面パネルに何のボタンなのか、すべて書いてある。 そして、動作中はボタンが押し込まれ、動作を解除する元に戻るという、 誰でも分かる形になっている。 二軸のツマミも、それぞれが独立して調整できる。 対して7300や991は、多くの操作をメニューから階層に従って行うように なっている。 ボタンやツマミの代わりに液晶が置かれて、タッチパネルになっていて、 全てが1ボタン1機能のようにはならない。その分多機能を売り物にしている。 ところで、757と共通する操作体系を持つ現代の無線機がある。 それが高級機とよばれる7851や、TS-990、そしてDX9000である。 たくさんのツマミがついていて独立で操作できる。 直接的操作がどれだけできるかを基準にしたら、もしかしたら757も高級機の 仲間入りかもしれない。同時代のリグも同じくそう言えるかもしれない。 もっとも、何にしろ交信できれば良いわけだけど、私は80年代の無線機、 コンパクトなかわいい757が好きだ。

自作アンテナで寝床BCL

昼間でもバリバリに中国の放送が入る。 実は昨日のケーブル、どう使おうかと考えていたら、 別の極細ケーブルが出てきて、さらに別の同軸ケーブルが見つかったのだ。 ・・・ふと思いつく       !!! 『ループアンテナを作ってしまおう!』 残り物の組み合わせで 材料費はゼロ円。これは面白い。 そう思い立ち、直感的に作る。 約3mほどのケーブルなので、FM放送に合うはずだったのだが・・・ ベランダに設置するとFMはもちろん近場の430のレピータは聞こえてくるし、 なんと短波や中波まで聞こえてきた。 これが実にいい。寝ながらくるくるとエンコーダを回し、VX-2から聞こえる 音楽に酔いしれている。 自作は癖になる。怖い兆候だ。

5m極細ケーブルをどう使うか。

無線を趣味にしていると、必ずこのようなケーブルが発見される。 私の場合物入れのダンボールを整理して発見。太さからして1.5D程度で、 先端にはSMAコネクタがついている。 これだとサッシに挟み込むことができる。ケーブルが出てきただけで 『ああしよう』 『こうしよう』 と想像が膨らむ。 わが愛機VX-2のために、何かできそうな予感。 無線趣味は想像力が肝要なのだ。

私の東野物語

数年前のハムフェアで、偶然見つけた東野電気の受信機 ジャンク箱の中に¥1500円の値札がついていた。 かつて買おうと思いながら、買えずじまいの思い出がムクムク出てきて、 即決で買い、乾電池を手に入れて帰宅しながら動作確認をした。 電波の強いFM放送が受信できない。微弱電波の送信はできるようだ。 やはり修理して使いたい・・・。そんな思いが盛り上がってきた。 早速東野電気に連絡を取ると、部品が残りわずかだが修理できるというので お願いした。 結果、基盤を交換し、送受信ともにチェックしてくれて、正にオーバーホールを 送料込み数千円でやってくれた。 整備された受信機は見違えるように高感度で受信し、かつ音が良い。FM放送は 携帯ラジオよりもいい音で、私をうっとりさせる。 メーカー純正のオーバーホールが行えたことを考えたら、完動品を買うよりも ずっとお得だったに違いない。 今、東野電気はなくなってしまった。だが、創業者は今も無線を楽しんでいるようだ。 こういうマニアックな商品を世に送り出してくれたことは賞賛に値する。 素晴らしい。 そして、無線趣味は一生の友だ。

800円で滝を楽しむ

無線のデジタル化の最大のメリットは低価格化だと思う。IC-R8600なら20万円も出費が必要な滝も、ちょっとした知識があれば800円でできる。なかなか楽しい。

時をかける少女を聞いて、焦る

秋葉原で1000円ほどで買った短波も入るラジオ。 周波数表示こそデジタルだが、回転ダイヤルで周波数を合わせる メモリーなしのタイプだ。中国直輸入でもう数年使っている。 僕は下の周波数からチェックするのが好きで、 いつものようにザッピングをはじめた ♪二度とは会えない場所へ~♪ と来る。時をかける少女に焦ったのは私だ。 慌てて757の電源を入れる。 -なんとか間に合った、至福の時である。 80年代の無線機で聞く、 80年代の音楽は、実に気持ちが良い。